Delta's Weekly Report Vol.6

3/5からメールマガジンを開始しました。
「プロ野球を統計学と客観分析で考えるセイバーメトリクス・リポート1」の有力分析者が
先週のニュースを深読み。MLB最新分析の要約と解説も行っています。

▼第6号
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2012/4/9
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          Delta's Weekly Report

              Vol.6

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Delta's Weekly Report第6号のメニューはコチラです。

今週の目次
1.今週のピックアップニュース
2.MLB最新分析事情
3.解説編
4.お勧め書籍

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1.今週のプロ野球ピックアップニュース

■10位
<開幕特集その2>セ・パ昨年度データから打線の繋がりを見る㈰

先週に引き続き、開幕特集の一環として独自データによる戦力分析を9位、10位の項で
行います。今回はファンの間でも意見がよく交わされる「打線の繋がり」についてです。

一般的に繋がる打線とは、一言でいえば切れ目がないということになり、効率的かつ効
果的に得点を挙げることのできるオーダーを指しているといえます。ただし、それぞれの
打順には適性や役割の違いはあっても、「出塁する」「進塁させる」「塁上の走者をホー
ムに迎え入れる」といった仕事を求められるのは同じです。また、「打順」とは言葉の通
り、1番から順々に打席が回ってくることを意味し、基本的には「多くの打席が回る上位
に、打てる打者を置く」のが最適な打順構成だという点を忘れてはなりません。

昨年のNPBでは打順ごとに得点力に違いはあったのでしょうか? ここではシンプルに各
打順に入った打者が記録した「得点」と「打点」を年間集計し、その平均値から見たプラス
マイナスをグラフ化しました。

<2011年度打順別得点数 パ・リーグ>
http://deltagraphs.co.jp/mailmag/2012-006/2011PLrun.PNG


カッコ内はリーグ平均値。
1番(72.5)・・・オリックスが坂口選手の存在もあってトップ。次いで、シーズン途中から
栗山選手が入ることもあった西武が2位。ソフトバンクは川崎選手が活躍も、リーグ平
均以下となりマイナスを計上。日本ハムは田中選手の欠場が大きく響く。

2番(67.5)・・・本多選手の好調と機動力でソフトバンクがトップ。オリックスは大引選手
の不振及び犠打数の多さで数値は伸びず。

3番(63.8)・・・西武(中島選手)、ソフトバンク(内川選手)、日本ハム(糸井選手)と好
打者を擁する球団が平均値を大きく超える。楽天は1番から3番までの出塁機会の少
なさがネックに。

4番(60.8)・・・二冠王中村選手のいる西武が他球団を大きく引き離す。人材を固定で
きなかったソフトバンクはリーグ平均以下に。日本ハムも中田選手が後半から4番に
座ったが、低出塁率が響いてリーグ平均を大きく割る。

5番(53.0)・・・松中選手をはじめとし、好調な選手の起用が当たったソフトバンクがリ
ーグトップ。西武打線は5番以降で急落。上位打線が不振だったロッテも、この打順で
は若干盛り返す。

6番(50.5)、7番(47.7)・・・前半好調だった中田選手の影響からか、日本ハムが数値
を伸ばすもトップはソフトバンク。松田選手の影響が強く出ている。

8番(35.8)、9番(38.2)・・・8番で日本ハム、9番ではソフトバンクが急落し、変わって嶋
選手の活躍が利いた楽天の数値が伸びていた。


<2011年度打順別得点数 セ・リーグ>
http://deltagraphs.co.jp/mailmag/2012-006/2011CLrun.PNG

続いてセ・リーグ。

1番(69.3)・・・リーグトップは主に東出選手が務めた広島。続いて青木選手のいたヤ
クルト。阪神はマートン選手で固定できなかったこともあり、リーグ平均を割る。

2番(56.2)・・・パ・リーグと比べて犠打の技術を優先する起用が目立った打順。ここで
は平野選手を擁する阪神がリーグ平均を大きく引き離す。

3番(61.8)・・・ここも鳥谷選手のいる阪神が優勢。巨人打線は上位の不振が影響して
いた。

4番(65.7)・・・ヤクルトが畠山選手の活躍もあってリーグトップ。巨人はラミレス選手を
生還させる後続の好打者不在に泣き、ここでもリーグ平均を下回る。横浜は村田選手
の存在によって、ここに来てようやくリーグ平均値レベル。

5番(53.5)・・・巨人が息を吹き返したようにリーグトップの数値。高橋由選手を中心に、
打順の入れ替えが功を奏した。広島は上位打線の出塁数を活かせなかった。

6番(44.5)、7番(43.3)・・・6番では、主に不振の打者をこの打順に下げていた中日が
リーグトップ。7番はバレンティン選手の長打力によってヤクルトがトップ。

8番(33.5)、9番(23.5)・・・捕手以外の選手を8番に置く巨人がメリットを活かしトップに。

9番は投手の打順ということもあり、似たような数値に収まる。

続く9位のニュースで打点の分析を行います。


続きはこちら


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2012年04月08日のつぶやき

23:15
Boonen格好良い勝ち方
17:14
C野村投手のスタッツ見てる。打者29人にゴロ17、ライナー3、外野フライ2、犠打1、奪三振6、無四球で8回無失点か・・・。2巡まで(18人)ゴロと三振だけ。3巡目からやや打球が上がってきているけど、交代機を間違えなければ(スタミナ付く)、かなり結果を残しそうな投手だなぁ・・・

2012年04月07日のつぶやき

08:36
2012 Organizational Rankings: #2 ? Boston http://t.co/1atpuaEE チームはそろそろ後退局面。上手く立ち回って競争力を維持してもらいたい。しかし、上にNYYがいるのは何かイヤ・・・
00:10
横浜DeNA:もう一度原点に戻れ/広島戦から(カナロコ) - Y!ニュース http://t.co/SbmeKHt8 メディアの風向きも怪しくなってきましたね・・・

2012年04月06日のつぶやき

20:57
前田投手の打球管理は抜群だったけど、ノーヒット・ノーランは改めてBABIPの気まぐれを感じさせる・・・
20:45
C前田投手がノーヒット・ノーラン達成。打者29人に対して、ゴロ15、ライナー1、内野フライ2、外野フライ3、奪三振6、四球2。外野への飛球が僅か3で打球管理面でも文句なしの内容。 #npb
14:21
ちょっと疲れた出張だった。 http://t.co/HDyq4OA1
11:23
Comps Say Niese Extension a Good Deal http://t.co/fAl2iZI5 アルダーソン・デポデスタの良い仕事

2012年04月05日のつぶやき

11:19
今現在、MLBで1勝あたりの価値を5M前後で計算しているけど、長期契約の見積りでは、ある程度の経済成長を加味して価値換算をする場合が多い。経済成長を見込める環境自体が、(相対的に)MLBの競争力を高めてる。
11:05
Kinsler, Rangers Discussing Extension http://t.co/1sgs3XVm Kinslerとの長期契約で健康問題がネックになるのはしょうがないですね。どのあたりで合意に至るのか注目したいところ。それにしてもMLBは景気が良い・・・
10:54
The Projected 2012 MLB Standings (Based on Spring Training) http://t.co/JP6MdWxp  Spring Trainingのデータを加工した順位予測。NPBでも楽しみ方の一つとして成績予測が定着すれば良いなぁ


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